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金先物相場
金先物相場について調べてみました。金相場の中でも先物取引と呼ばれる相場があります。先物とは現物を持たずに売買をすることです。金先物も同様に金の現物を持たないで取引をすることになります。金相場では、実際の金が世界のどこかの金庫にあることが前提となった取引です。しかし、金先物取引においては所持していない金を売ることから始めることも可能です。見かけ上、金を持っていることになっています。このようなシステムになっているので、金先物相場は投機的意味合いが強いものとなります。また、金先物取引は国内でも限られた取引所で行われています。気軽に個人投資家が参入できる市場ではありません。
金の価値は昔から変化なく、それが人々に安心感を与えています。しかし、金先物取引は全く性質が異なっていて、先物は信用取引です。投資家の思惑によって、相場は大きく変動します。また、最近では証拠金取引が行われるようになってきました。これは所持金の数十倍の取引をすることができる方法です。大金持ちではない投資家を市場に取り込もうとするための仕組みです。この証拠金取引があれば、サラリーマンなどが小遣い稼ぎとして気軽に始められます。金の価値を認めて、それを買い求めているわけではなく、金相場に興味があり、そこから利益を得ようと考えている人がほとんどですね。以前までの金相場とは全く違ったものであることを認識しておきましょう。金が安定した価格を維持していたのは過去のことになっています。